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建設業の採用動画・SNS活用|若手が集まらない会社が「発信」で変わる理由【滋賀の事例あり】

建設業の採用動画・SNS活用|若手が集まらない会社が「発信」で変わる理由

「求人サイトに掲載しても、応募が来ない」
「ようやく来ても、若手ではない」
その原因は、仕事の実態が求職者から見えていないことです。

このままでは現場の高齢化が進み、技術を引き継ぐ担い手がいなくなってしまいます。
しかし、現場を見せる発信を続けることで、状況を変えていけます

本記事では、動画制作からSNS運用まで一括支援するMOGROWが次のことを解説します。

  • 建設業の採用が難しい本当の理由
  • 建設業に採用動画とSNSが効く理由
  • 建設業ならではの発信ネタ7選
  • 発信を始めて2ヶ月の滋賀の解体会社に起きた変化

建設業の若手採用が難しい、本当の理由

この章では、建設業の採用が難しいと言われる構造的な原因を3つに分けて整理します。

担い手の高齢化と、進まない若手の入職

建設業の採用の難しさは、業界全体の構造から生まれています。

建設業就業者のうち55歳以上は36.7%を占める一方、29歳以下は11.7%にとどまります。
60歳以上の技能者は全体の約4分の1にのぼり、10年後にはその大半が引退すると見込まれています。
※出典:国土交通省「最近の建設産業行政について」(令和7年9月)

つまり、若手の求職者そのものが業界全体で少なく、その少ない若手を各社が取り合っている状態です。
これが求人サイトへの掲載を増やしても若手の応募が増えにくい要因です。

「きつい・危険」の先入観が、実態より先に立つ

若手が集まりにくいもう1つの理由は、業界への先入観です。
若年層への調査では、建設業を就職・転職先として敬遠する理由の上位に「体力的に厳しそうだから」(50.3%)、「事故や怪我のリスクが高そうだから」(44.8%)が挙がりました。
※出典:BRANU株式会社「若年層の建設業界への就職意識に関する調査」

注目したいのは、同じ調査で「事故やケガのリスク」を課題と捉えている企業側が27.5%にとどまることです。
調査では、この差について「企業側が現場の安全性を確保しているという認識を持ちながらも、それが若年層に十分伝わっていない」ことを示すと分析されています。

求人サイトの文字情報では「現場の実態」が伝わらない

求人サイトだけでは、現場の実態は伝わりません。
書けるのは、給与・休日・勤務地といった条件がほとんどだからです。
現場の雰囲気、職人の人柄、仕事を成し遂げたときの達成感は、文字の条件欄では伝わりません。

条件しか見えなければ、求職者は条件だけで会社を比べます。
給与を上げても知名度のある会社と比較され続けるのは、条件以外の判断材料を渡せていないためです。

なぜ建設業に、採用動画とSNS運用が効くのか

この章では、建設業と動画・SNSの相性がよい理由を3つ紹介します。

現場仕事は「映像映え」する

建設業は、他の業界にはない映像の題材を日常的に持っています。

大型重機が動く迫力、職人の手元の技術、更地から建物が建つまでのBefore→After。
どれも現場では当たり前の光景ですが、多くの人にとっては新鮮で興味深いです。

撮る題材に困らないことは、発信を続けるうえで大きな強みになります。

先入観は文章では解けない。見せれば解ける

「きつい・危険」という先入観は、文章の説明では伝わりにくいものです。

「働きやすい職場です」と書くより、実際の現場の様子や社員の表情を動画で見せるほうが、実態を判断できます。
入社前に現場の実際を見てもらえるため、入社後のミスマッチを防ぎ、定着率の向上にもつながります。

若手が仕事を探す場所は、求人サイトの前にSNSにある

若い世代にとって、就職活動でのSNS活用は当たり前になりつつあります。
マイナビの調査では、2026年卒の大学生の68.2%が就職活動の準備でSNSを使っており、活用されるSNSにはYouTube・Instagram・TikTokが並びます。
※出典:マイナビキャリアリサーチLab「SNS就活最前線!SNSを活用する学生の事情」

SNSに自社の発信があるかどうかで、「見たことがある会社」と「まったく知らない会社」の差が生まれます。
まず知られていなければ、応募の候補にも入れません。

単発で終わらせず、継続的な発信で採用につなげる動画戦略は、こちらの記事で詳しく解説しています。
【経営者必読】中小企業の採用動画|単発で終わらせない継続型戦略と成功事例を解説

建設業ならではの採用動画・SNS発信のネタ7選

この章では、建設業だからこそ撮れる発信ネタを7つ紹介します。
何を見せると、どう伝わるかを整理しています。

発信ネタ何を見せるか、どう伝わるか
①現場の一日密着朝礼から片付けまでの流れ。求職者が「働く自分」を具体的に想像できる
②重機の作業風景解体・掘削の迫力。業界を知らない人の興味の入り口になる
③職人の手元と技熟練の技術。仕事の専門性とこだわりが求職者・取引先に伝わる
④Before→Afterの変化施工前後の対比。仕事の成果が一目で分かり、達成感が伝わる
⑤安全への取り組みKY活動(危険予知活動)や装備の徹底。「危なそう」という不安を映像で和らげる
⑥社長・親方の想い仕事観や会社の方針。価値観に共感した求職者の応募につながる
⑦若手社員の本音インタビュー入社理由や仕事の感想。同世代の求職者が自分と重ねられる

たとえば③や⑤は、豆知識の形にすると業界の外の人にも届きます。解体時の水まきの意味を解説したこちらの動画は、会社では当たり前の作業が一般の視聴者の興味を引くことを示す例です。

⑦のように社員個人へ焦点を当てた企画の例が、こちらの動画です。
若手社員の応援ムービーとして、オリジナル楽曲を動画につけています。
見た人に「この人を応援したい」と感じてもらい、会社の好感度を高める狙いです。

建設業の事例:発信を始めて2ヶ月の解体会社に起きたこと

この章では、MOGROWが伴走している滋賀の会社の実例を紹介します。

「日本一真面目な解体屋」を掲げる土田建材グループ様(滋賀・解体/土木)は、集客を目的にSNS運用を始めました。
開始2ヶ月目、2本目に投稿した動画が5万回再生を超えました。
エンタメに寄せた企画ですが、受け答えには社員の人柄と真面目さが表れています。

※再生数はその後も伸び、Instagramで8.5万回、TikTokで4.8万回に達しています(2026年8月時点)

興味を持った人に、会社の仕事の中身を見せる動画もあります。
解体から回収・リサイクルまでの流れを、工場見学ツアーと社員インタビューで紹介した動画です。
見た人がそのままフォロワーになりやすく、土田建材グループ様のアカウントの中でも特にフォロー率の高い1本です。

注目したいのは、再生数よりも先に起きた変化です。
発信が最初に動かしたのは、社内と取引先でした。

  • 出演した社員「びっくりしたけど、声をかけられ応援されて嬉しい」
  • 幹部の方「外部のプロが本気で推進してくれるから確実に前に進む」
  • 社内では、コミュニケーションが活発になり次の動画を楽しみにする声も
  • 取引先から「出ていた若手社員の名前は?応援したい」

社員が撮影した社内イベントの素材を、MOGROWが編集した動画もあります。
この動画はTikTokで1.8万回再生された一方、Instagramでは約千回でした。
同じ動画でも媒体によって伸び方と届く層が変わることも、運用を続ける中で見えてきた興味深い点です。

採用の応募は、会社が「見える」状態になった先に生まれます。
社員が自社の発信を誇りに思い、取引先が応援してくれる状態は、その土台そのものです。

発信がこうした土台を育てていく過程は、こちらの記事で紹介しています。
ブランディングは、採用と集客の”土台”になる|MOGROWが伴走で見てきた3社の変化

建設業の採用動画・SNS発信の始め方と費用感|スマホ内製か、伴走型か

この章では、発信を始める2つの進め方と、費用の考え方を整理します。

スマホ内製と伴走型、それぞれの向き不向き

発信の進め方は、大きく2つに分かれます。
自社の体制に合うかどうかで判断するのがおすすめです。

進め方作れる動画必要なコスト継続のために必要なこと
スマホでの内製ショート動画が中心社員の時間(人件費)撮影・投稿の担当者を決め、業務として時間を確保する
制作会社との伴走型ショート動画+ロング動画制作会社への費用現場に通える距離か、近い業種の事例があるかを事前に確認

スマホでの内製は、費用が見えにくいだけで、実際には社員の労働時間で支払っています。
現場が忙しい時期に更新が止まりやすいのは、この時間を確保する仕組みがないためです。

伴走型は、進め方を熟知した制作会社と一緒に始められるため、継続体制を作りやすい進め方です。
どちらを選ぶ場合も、判断軸は「続けられる体制を作れるか」に置くことをおすすめします。

2つを組み合わせる進め方も選べます。
伴走型で発信の型を作り、ショート動画から社内で内製できる範囲を広げていくことも可能です。
社内では当たり前になっている現場の魅力を、業界の外の目線で掘り起こすことも外部の制作会社と組む価値です。

費用の考え方

費用は、編集だけを任せるのか、企画・撮影からSNS運用まで含めて任せるのかという範囲で大きく変わります。
金額の比較より先に、「どこまでを社内で担い、どこからを任せるのか」を決めるのがおすすめです。

編集作業の費用感は、こちらの記事で整理しています。
動画編集の相場はいくら?尺・依頼先別における費用と外注で失敗しないコツ

動画とSNSで「応募の前に、会社のファンをつくる」というMOGROWの採用支援の考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
応募の前に、ファンにする。|中小企業のための「ファン採用」という考え方

建設業の採用動画・SNS活用に関するよくある質問

Q

職人が撮影を嫌がりそうです。うまくいきますか?

A

最初は緊張される方がほとんどですが、無理のない範囲から始められます。顔を大きく映さない構成や、手元・現場中心の企画から始める方法もあります。実際に出演した土田建材グループ様の社員は「びっくりしたけど、声をかけられ応援されて嬉しい」と話しています。

Q

何から撮ればよいですか?

A

最初の1本は「現場の一日密着」がおすすめです。特別な演出がなくても仕事の流れがそのまま題材になり、求職者が知りたい「実際の働き方」に直接答えられるためです。

Q

効果が出るまでどれくらいかかりますか?

A

会社によって差はありますが、まず半年から1年は継続する前提で始めるのが目安です。土田建材グループ様のように2ヶ月目で再生数が伸びた例もありますが、社内や取引先の反応も含めた変化は、投稿の積み重ねの中で育っていきます。

Q

炎上が怖いのですが大丈夫ですか?

A

基本的なルールを守れば、大半のリスクは抑えられます。具体的には、現場や施主の撮影許可を取ること、他社名や個人情報の写り込みを投稿前に確認することです。

Q

SNS運用はせず、採用動画を1本だけ作るのはダメですか?

A

1本だけでも、会社を知ってもらう入り口にはなります。ただ、目指したいのは、求職者や取引先から「相談先の候補として名前が挙がる会社」になることです。土田建材グループ様でも、社内や取引先の変化は投稿を重ねる中で生まれました。1本で完結させず、次の1本を撮れる体制まで含めて計画することが重要です。

滋賀・関西の建設業の方へ

この記事では次のことを紹介しました。

  • 応募が来ない原因は、仕事と人が見えていないこと
  • 重機・職人技・Before→Afterは建設業だけの映像資産
  • 最初の1本は「現場の一日密着」から
  • 発信は、求職者より先に社内と取引先を動かす

進め方は分かっても、現場を回しながら撮影と発信を続ける体制を、社内だけで整えるのは簡単ではありません。
「何を撮れば自社の魅力になるのか」も、社内からは見えにくいものです。

だからこそMOGROWは、滋賀・東近江を拠点に、現場に通える距離で企画から撮影・編集・SNS運用まで伴走しています。
中小企業の経営課題を映像で解決する会社として、解体・土木に限らず、工種や業種に合わせた企画からお手伝いします。
土田建材グループ様との取り組みも、現在進行中です。

滋賀で映像制作やSNS運用の依頼先を検討される場合は、こちらの記事もご覧ください。
【2026年8月最新】滋賀で映像制作を依頼するなら?おすすめ会社5選と費用相場・失敗ない選び方
【2026年8月最新】滋賀でおすすめのSNS運用代行5選|失敗しない選び方を解説

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