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【中小企業の会社紹介動画】人を映すことでブランディングになる

【中小企業の会社紹介動画】人を映すことでブランディングになる

「会社紹介動画をつくりたいが、どんな内容にすればいいのか分からない」
「制作費をかけるだけの効果があるのか、判断できない」
そのようなお悩みを、中小企業の経営者様からよく伺います。

結論からお伝えすると、効果を分けるのは動画の中身です。
事業内容や設備を並べただけの説明動画では、他社と差別化できず価格や知名度で比較される状態のままです。

一方、経営者様や社員などの人を映すようにすれば、会社紹介動画はブランディング動画として長く働き続けます

本記事では、動画制作からSNS運用まで一括支援するMOGROWが次のことを解説します。

  • 会社紹介動画の役割と、ブランディング動画との違い
  • 人を映すことがブランディングにつながる理由
  • 中小企業が会社紹介動画をつくる3つのメリット
  • MOGROWの制作事例7選
  • 会社紹介動画づくりで押さえる5つのポイント
  • 費用相場と依頼先の選び方

会社紹介動画とは?役割とブランディング動画との違い

この章では、会社紹介動画に入れる中身と役割を確認したうえで、ブランディング動画との違いを整理します。

会社紹介動画に入れる中身と見せ方

一般的な会社紹介動画に入れる中身は、事業内容・沿革・所在地・実績です。
ホームページの会社概要にあたる情報を、映像で分かりやすく伝えます。

見せ方は、実写とアニメーションの2つに分かれます。
実写は社員の人柄や現場の空気をそのまま伝えたいときに、アニメーションは目に見えない仕組みを説明したいときや、人を出しにくいときに向いています。

本記事でお話しするのは主に実写です。

会社紹介動画の役割は自社を「説明」すること

会社紹介動画は、事業内容や職場環境を相手に理解してもらうための、いわば説明動画です。文字だけのホームページに比べて、動画は相手に伝わる情報量が格段に多くなります。
設備の規模や職場の様子など、文章では伝えきれない部分まで届けることが可能です。

ただ、自社の説明が伝わるだけでは、他社との差別化はできません。
差別化には、自社の”らしさ”を伝えることが必要です。
それを目的とした動画が、次に紹介するブランディング動画です。

ブランディング動画の目的は「共感」

事業内容や実績を正しく伝える会社紹介動画に対し、会社の”らしさ”に共感してもらうことがブランディング動画の役割です。
ただし、2本に分ける必要はありません。
人を映すことで、1本の動画に「理解」と「共感」の両方を盛り込めるためです。

本記事ではこれ以降、人を映してブランディングまで目指す会社紹介動画を前提に解説します。
ブランディング動画の全体像については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【経営者必読】中小企業のブランディング動画|”らしさ”で信頼を積み上げる映像戦略

会社の”らしさ”は人に宿る

この章では、なぜ人を映すことがブランディングにつながるのかを解説します。

説明で終わる動画と、共感される動画を分けるのは人

会社紹介動画に人が出るべきなのは、相手が人を見ているためです。
「高精度な加工技術」「顧客第一」といった説明は、同業他社の多くが使う言葉です。

一方で、会社の”らしさ”は人に宿ります。
製造業なら検品の際の手つき、建設業なら現場での職人同士のやりとり。
言葉ではありきたりでも、人が映った動画ならそのまま届きます。

実際に、後ほど紹介する事例では、動画を見た取引先が反応したのは「若手社員」でした。
働く人の姿が伝われば、会う前から信頼が生まれます。

人が映った動画は、会社の信頼として積み上がる

人が映った動画は、1本で終わらず、会社の信頼として積み上がっていきます。
発信を続けるほど「この会社にはこんな人がいる」という印象が相手の中に蓄積されていくためです。
結果として、商談や採用につながります。

“らしさ”を発信し続けた3社に実際どんな変化が起きたのかは、こちらの記事で紹介しています。
ブランディングは、採用と集客の”土台”になる|MOGROWが伴走で見てきた3社の変化

中小企業が会社紹介動画をつくる3つのメリット

この章では、中小企業が会社紹介動画をつくることで得られる3つのメリットを整理します。

メリット①|知名度に頼らず、”らしさ”で選ばれる資産になる

会社紹介動画は、知名度で勝負しにくい中小企業が、自社の”らしさ”で選ばれるための資産になります。

取引先が発注先を選ぶとき、会社の規模や設備だけでなく、どんな人がどんな仕事ぶりで働いているかを見ているためです。
“らしさ”が伝わる動画は、他社との比較から抜け出す材料になります。

メリット②|商談の入口が変わり、価格比較から抜け出せる

会社紹介動画があると、商談を「説明」からではなく「相談」から始められます。

初対面の会社に営業をかけるのと、「動画、拝見しましたよ」と言われる状態で商談に入るのとでは、スタートラインがまるで違います。
自社の”らしさ”が事前に伝わっていれば、価格だけで比較されにくくなり、「この会社にお願いしたい」という指名に近づくのです。

メリット③|採用のミスマッチが減る

会社紹介動画は、求職者が入社前に職場の雰囲気を知る手段になります。

求人票の条件だけでは、職場の雰囲気や、どんな人が働いているかまでは伝わりません。
動画で先に雰囲気を感じ取ってもらえれば、入社後に「思っていたのと違った」と辞めてしまうミスマッチを減らすことが期待できます。

中小企業の会社紹介動画の制作事例7選

この章では、MOGROWが制作した会社紹介動画を7本紹介します。

ロング動画では会社の全体像を伝え、ショート動画では切り口を変えて何本も出すことで会社を紹介しています。

株式会社王宮様(ホテル運営)|取引先・パートナー向け

「日本と世界の架け橋になる」という経営理念に共感するオーナー様との出会いを目的に制作した動画です。
「なぜやるのか」という社長の想いを言葉にしています。
理念に共感した方からの問い合わせで、商談を価値観が共有された状態から始める形をねらいました。

魔法のパスタ 彦根店様(飲食店)|お客様向け

彦根市の飲食店のPRムービーです。
1分前後の尺で、初めて来店する方に向けて店を紹介しています。

奥永源寺『政所茶』プロモーションムービー|お客様・地域向け

滋賀県東近江市の奥永源寺地域で受け継がれてきたお茶「政所茶」を紹介する動画です。
産地で茶を育て、収穫する人々の姿を通して、商品の背景を映しています。

土田建材グループ様(滋賀・解体/土木)|入社2年目の若手社員|求職者・取引先向け

「日本一真面目な解体屋」を目指す土田建材グループ様の、入社2年目の社員に焦点を当てた動画です。
先輩の背中を追って挑戦を続ける姿を映しています。

土田建材グループ様は集客目的でSNS運用を始め、開始2ヶ月目、2本目の動画が5万回再生されました。
出演した社員の方からは「びっくりしたけど、声をかけられ応援されて嬉しい」という声が届いています。
取引先からは「出ていた若手社員の名前は?声をかけたい」という反応もありました。

土田建材グループ様|エコの駅ツチダ|取引先・地域向け

解体で出た木材がリサイクル資材として処理される過程とともに自社の強みを語っていただいた動画です。
「壊して終わりではなく、次につなげるのが仕事」という会社の姿勢を伝えています。

株式会社TANIGAWA様(岡山・金属加工)|社長の理念|求職者向け

「すごいをみんなで作る」という経営理念を、社長ご自身の言葉で語っていただいたショート動画です。
「みんな」には社員だけでなくその家族も含まれます。
社員がのびのびと働ける環境づくりへの想いを伝えています。

株式会社TANIGAWA様|総務社員の1日|求職者向け

時短勤務で正社員として働く総務社員の1日を追った動画です。
仕事の中身と働き方を映しています。

株式会社TANIGAWA様は、TikTokを中心に月間10万回の再生を得ています。
紹介で入社を検討していた方が「自分には合わないのでは」と迷っていました。
動画を見て「これなら私に合うかも」と気持ちが変わった例もあります。

7本に共通するのは、会社の情報だけでなく、そこで働く人が映っていることです。
この点を、次の章から掘り下げます。

中小企業の会社紹介動画づくりで押さえる5つのポイント

この章では、会社紹介動画をつくるときに経営者様が押さえておきたいポイントを5つに整理します。

ポイント①|目的と相手を決め、メッセージを1〜2個に絞る

最初に決めるのは、誰に一番見てほしいかです。
新規の取引先か、既存の取引先か、求職者かで、見せるべき”らしさ”は変わります。

全員に向けてつくると、誰の心にも残りません。
伝えたいことも1〜2個に絞ることをおすすめします。

ポイント②|どのように使うかを先に決める

完成した動画をどのように使うかを決めます。

自社ホームページで会社の”らしさ”をじっくり伝えるなら、YouTubeの長尺動画を埋め込む形が基本です。
自社を知らない相手との接点をつくるなら、YouTube shortsやInstagram、TikTokでのショート動画が適しています。

使い方が決まれば、つくるべき動画の形はおのずと定まります。

ポイント③|盛り込む項目を絞って構成をつくる

盛り込む項目は、ポイント①で決めた相手に合わせて取捨選択します。
候補になるのは、記事の冒頭で挙げた事業内容・沿革・実績に、理念と「現場と社員の姿」を加えた5つです。

すべてを均等に入れるのではなく、相手に響く項目に力を入れます。
ブランディング目的で動画を作成するなら、「現場と社員の姿」は外さず残しましょう。

ポイント④|人が何を語るかを決める

あわせて決めるのは、誰が出て、何を語るかです。

経営者様や社員が自分の言葉で語る場面があるだけで、動画は説明から”らしさ”を伝えるものに変わります。
語る中身は、ポイント①で決めた相手に合わせます。
取引先向けなら仕事への姿勢を、求職者向けなら職場の雰囲気を語るのが良いでしょう。

ポイント⑤|1本で終わらせず、継続的に発信する

会社紹介動画は、1本つくって終わりではなく、継続的な発信を前提に考えます。

一回の発信だけでは、信頼は積み上がりません。
異なる切り口で自社の”らしさ”を発信し続けることで、会社のブランドが形成され信頼につながっていきます。

発信が1本で止まってしまう失敗のパターンと回避の判断軸は、こちらの記事で解説しています。
【中小企業のブランディング】よくある失敗事例5選と回避の判断軸

会社紹介動画をつくるときの注意点

この章では、会社紹介動画を制作する時の注意点を整理します。

社員が出るかどうかは、経営者様の本気で決まる

社員が出演に協力するかどうかは、経営者様が「なぜやるのか」を語れるかどうかで決まります。
ここは外部の制作会社には代われない、経営者様だけの仕事です。

経営者様が率先した会社の成功例とそうでない会社の事例は、こちらの記事で紹介しています。
採用は「経営課題」である|中小企業の社長が、採用に本気で関わるべき理由

よくある失敗2つ

失敗①:人が出ておらず、”らしさ”が動画に落とし込めていない

事業内容や設備を説明するだけの動画は、他社と差別化できず取引先や求職者の記憶に残りません。
社員が出演することで、”らしさ”が伝わる動画になります。

失敗②:経営者様が前面に立たず、社員を巻き込めない

社長が「出演は社員に任せる」と一歩引いてしまうと、社員も出ず、人が映らない動画になります。
最初の1本は経営者様が出ると決めることが、社員を巻き込む近道です。

会社紹介動画の費用相場と依頼先の選び方

この章では、制作会社に依頼する場合の費用の目安と、依頼先を選ぶときの判断軸を整理します。

会社紹介動画の費用相場

会社紹介動画の費用は、20万〜150万円が目安です。
(出典:ムビサク「ブランディング動画とは?成功事例・トレンド・メリット・ポイントを解説」)

大手企業のブランディング動画では数百万円の事例もありますが、その多くはタレントの起用や大がかりな演出を含んだ費用です。
経営者様や社員が自分の言葉で語る動画であれば、数十万円で収まります。

費用の幅を生む見積もりの内訳と、費用を抑えるコツは、こちらの記事で詳しく解説しています。
動画制作の見積もり項目と費用を抑える方法を徹底解説

依頼先を選ぶときの3つの判断軸

依頼先は、次の3つで見極められます。

1つ目は、企画から一緒に考えてくれるかです。
誰に何を届けるか、誰が出て何を語るかは、会社の”らしさ”を決める動画の核です。
撮影と編集だけの請負ではなく、企画から一緒に考えてくれる相手を選びましょう。

2つ目は、制作実績です。
大手の実績が多い会社と中小企業の現場を撮り慣れている会社では、進め方や費用感が異なります。
制作実績に自社と近い会社の事例があるかを確認しましょう。

3つ目は、納品後も伴走してくれる体制があるかです。
会社の信頼は継続的な発信によって積み上がります。
一本納品して終わりの関係ではなく、継続的な発信まで一緒に進めてくれる相手が理想です。

中小企業の会社紹介動画に関するよくある質問

Q

会社紹介動画の長さはどのくらいが目安ですか?

A

用途によって変わりますが、3分〜5分程度が目安です。YouTube shortsやInstagram、TikTokなら30秒〜60秒が目安になります。

Q

制作期間はどのくらいかかりますか?

A

企画から公開まで、2〜3ヶ月程度が目安です。出演者の調整や撮影日の確保によって前後します。制作の流れと各工程にかかる期間は、こちらの記事で解説しています。【動画制作スケジュール】依頼から納品までの各工程の流れを徹底解説

Q

社員が出演を嫌がる場合はどうすればよいですか?

A

まず経営者様から、なぜ動画をつくるのかを社員に語っていただきます。そのうえで、経営者様自身が率先して動画に出演してください。その姿を見て、社員は後に続きます。経営者様自身が語る動画のつくり方は、こちらの記事で解説しています。社長メッセージ動画の作り方|想いを採用力に変える構成・コツ・事例を解説

Q

アニメーションでもつくれますか?

A

つくれます。人を出しにくい場合に向いています。ただし、会社の”らしさ”を積み上げたい場合は実写が適しています。

Q

採用動画とは分けて作るべきですか?

A

必ずしも分ける必要はありません。1本に理解と共感の両方を盛り込む作り方が現実的です。採用に特化した動画の考え方は、こちらの記事で解説しています。採用ブランディング動画|中小企業の人材獲得を強化する映像戦略

まとめ|人を映せば、会社紹介動画はブランディングになる

この記事では次のことを紹介しました。

  • 経営者様や社員が語ることでブランディング動画になる
  • 会社の”らしさ”が映った動画はブランドとして積み上がる
  • “らしさ”で選ばれる資産になり、商談と採用に効く
  • 相手と使う場所を決め、語る中身を絞り、継続的に発信する
  • 社員が出るかどうかは、経営者様が「なぜやるのか」を語れるかで決まる

会社紹介動画では人を映すことで、会社の”らしさ”が伝わる資産になります。

とはいえ「自社の”らしさ”をどう言葉にすればいいのか」「発信を続けられるだろうか」と感じた経営者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
“らしさ”の言語化から発信の継続までを自社だけで進めるのが難しい場合は、伴走できるパートナーを探すことも選択肢の一つです。

MOGROWは、中小企業の経営課題を映像で解決する会社です。
“らしさ”の言語化から、企画・撮影・編集、公開後のSNS発信まで一括で伴走します。
本記事の事例7本は、いずれもこの進め方で生まれた動画です。
費用の確認だけでも大歓迎です。
しつこい営業活動は一切行っていません。

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