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「お客様の声」動画の作り方|受注につながる質問設計と出演依頼のコツ

お客様の声動画の作り方_質問設計と出演依頼のコツ

「お客様に動画出演をお願いしたいが、切り出すのが気まずい」
「文章のお客様の声と比べて、動画にどれほどの効果があるのか知りたい」
そのようなお悩みを、中小企業の経営者様からよく伺います。

文字として書かれたお客様の声は、良い言葉だけを選んで載せることもできてしまうため、「宣伝」のように読まれてしまいがちです。
一方、お客様がご自身の表情と声で語る動画からは、宣伝ではない「本音」が伝わります。
「この会社に頼んで大丈夫か」と迷う見込み顧客にとって、これ以上ない安心材料になるのです。

本記事では、動画制作からSNS運用まで一括支援するMOGROWが次のことを解説します。

  • お客様の声動画が受注につながる理由
  • 出演をお願いするお客様の選び方と失礼のない依頼方法
  • 届けたい相手の決め方から公開までの作り方4ステップ
  • 「宣伝」に見せない工夫

「お客様の声」動画が受注につながる理由

この章では、お客様の声動画が効果的な理由を整理します。

自社の説明より「第三者の言葉」が信頼される

お客様の声動画が受注につながるのは、自社の説明よりも「第三者の言葉」が信頼されるためです。
見込み顧客は、候補の会社を比較して問い合わせます。
その場面で自社が強みを語るだけでは「自社ならいくらでも良く言える」と判断されてしまいます。

同じ内容でも、お客様の口から語られると信じてもらいやすくなります。
だからこそ、見込み顧客の信頼を得るうえで、お客様の声動画は大きな力を発揮するのです。

文章よりも動画で届けるべき理由

お客様の声を文章ではなく動画で届けるべき理由は、情報量にあります。
文章だけでは、本人が語った様子が読み手に見えません。

動画なら、文章だけでは伝わらない感情や、話しているときの雰囲気まで届けられます。
「本当に大丈夫だろうか」という見込み顧客の不安を和らげることができるのです。

受注だけでなく、社内と採用にも波及する

お客様の声動画の効果は、受注だけでなく社内と採用にも波及します。
お客様に感謝される仕事ぶりが映像に残ると、社員の達成感につながります。
求職者にとっても、お客様との関係性が応募への安心材料になるのです。

こうした効果を一過性で終わらせず、”らしさ”として継続的に伝えて信頼を積み上げていく考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
【経営者必読】中小企業のブランディング動画|”らしさ”で信頼を積み上げる映像戦略

お客様の声動画の制作事例2選

この章では、MOGROWが制作した「体験者の声」を軸にした動画を2本紹介します。
構成や見せ方の参考になる動画です。

長浜ベンチャー留学2026 PRムービー|学生と企業、両方の声を映す

1本目は、インターンシップ事業「長浜ベンチャー留学」のPRムービーです。

参加した学生と受け入れ企業様それぞれの声をまとめ、現場の様子を映しています。
現場と参加者の声をセットで映すことで、説得力が生まれます。

八日市商工会議所様 イベントムービー制作|参加企業の声で締めくくる

2本目は、八日市商工会議所様のイベントムービーです。

新しいローカルフードの企画会議からお披露目イベントまでを追いかけ、最後に参加企業様の声をまとめています。
取り組みの過程を見せ、参加者の声で締めくくる構成は、お客様の声動画にも応用可能です。

出演をお願いするお客様の選び方・依頼の仕方

この章では、誰に・いつ・どう頼むかの順でお客様への頼み方を整理します。

依頼は「見込み顧客に近いお客様」に

効果的な出演依頼先は、見込み顧客と業種や規模が近いお客様です。
自分と境遇の近い会社の声なら、自社の未来として想像できるためです。

たとえば製造業の取引先を増やしたいなら、いま取引のある製造業のお客様にお願いします。
逆に、頼みやすさだけで別業種のお客様を選ぶと、動画は良くできても、届けたい相手には他人事に見えてしまいます。

依頼のタイミングは「納品直後」が最適

依頼のタイミングは、納品直後がおすすめです。
仕事への感謝を伝えていただいた直後なら、依頼の話を自然に切り出せるためです。
改まったアポイントやメールではなく、顔を合わせた場面で口頭でお願いしましょう。
「ありがとう」と言っていただけたなら、「その言葉を、動画でも聞かせていただけませんか」と自然な流れでお願いしやすくなります。

引き受けてもらいやすい依頼の仕方

依頼は、相手の不安を先に消す順番で伝えると引き受けていただきやすくなります。
伝えることと言い方の例を示します。

伝えること言い方の例
選んだ理由を伝える「〇〇様の事例は、同じ悩みを持つ会社の参考になると思い、お願いしたいです」
負担を先に示す「お時間は30分ほどで、こちらから伺います。質問も事前にお渡しします」
安心材料を渡す「完成後に必ずご確認いただき、気になる箇所はカットしてから公開します」
断れる選択肢も渡す「できればで、まったく問題ありません」

最後の「断れる選択肢も渡す」一言は、お客様との関係を守る保険です。
断っても関係性が変わらないと分かっていれば、依頼される側の心苦しさも和らぎます。

お客様の声動画の作り方4ステップ

この章では、出演の了承が得られた後の進め方を4つのステップで解説します。
全体像は次のとおりです。

ステップやること
1. 届けたい相手を決める動画を誰に見てもらうかを決める
2. 質問を設計する依頼前から依頼後までの変化を聞く質問リストを作る
3. 撮影・編集する自然な言葉を引き出す形で進める
4. 先方に確認いただき公開する確認を経てから、YouTubeで公開する

ステップ1|届けたい相手を決める

最初に、この動画を誰に届けたいかを決めます。
届けたい相手が変われば、出演をお願いするお客様も、話していただく内容も変わるためです。

たとえば同じ製造業向けでも、新規の取引先を増やしたいなら「発注前の不安がどう解消されたか」を、既存のお客様からの受注を広げたいなら「長く付き合う中で感じている価値」を中心に語っていただくイメージです。

ステップ2|質問を設計する

質問は、依頼前から依頼後までの気持ちの変化を、ストーリーとして語っていただけるように設計します。
困りごと・迷い・決め手・変化の順に聞くことで、話の流れが自然につながるためです。

質問の例引き出せる話
依頼前、どんなことに困っていましたか見込み顧客が自分を重ねる入口
依頼するまでに迷ったことはありますか検討中の読者と同じ不安
最終的な決め手は何でしたか選ばれる理由の言語化
依頼後、何が変わりましたか成果の実感

ステップ3|撮影・編集する

撮影は、お客様が普段いらっしゃる場所で行うのがおすすめです。
見慣れた場所のほうが緊張がほどけ、実感のこもった言葉を引き出しやすくなります。

編集の基本は、お客様が話してくださった流れを崩さないことです。
印象的な一言だけを抜き出してつなぐと、かえって宣伝のような響きになってしまいます。

困りごとから決め手までの話の運びをそのまま活かすことが、見る人の信頼にもつながります。

ステップ4|先方に確認いただき公開する

編集が終わったら、公開前に先方に確認いただきましょう。
内容を事前にチェックいただくことで、「出なければよかった」という後悔を防ぎ、ご協力いただいたお客様との信頼関係を守れます。

確認を経た動画は、YouTubeにアップロードして公開しましょう。
活用場面の広げ方は、後の章で紹介します。

お客様の声動画を「宣伝」に見せない3つのコツ

この章では、お客様の声の動画を宣伝っぽく見せないための方法を紹介します。

依頼前の課題や迷いから話してもらう

信頼される声にするには、依頼前の課題や迷いから話していただきましょう。
良い話だけが並ぶと作為的な印象を与えてしまうためです。
「迷った」「不安だった」という話が入ることで、その後の「決め手」に説得力が生まれます。

台本の読み上げにしない

台本を作り込むのではなく、質問リストを準備しておきましょう。
ただ読み上げるだけでは、感情や雰囲気が十分に伝わらないためです。
言い直しや考える間は、実感の表れとしてそのまま活かせます。

やり取りの様子が伝わる映像を挟む

話している映像だけでなく、お客様と自社のやり取りの様子を挟みましょう。
打ち合わせや納品の場面など、一緒に仕事をしている様子が映ると、言葉だけでは伝わらない関係性まで見えるためです。
やり取りの映像が残っていない場合は、完成した建物や製品など、仕事の成果を映す方法もあります。

完成したお客様の声動画の活用場面

この章では、完成した動画をどこで使うかを整理します。
完成した動画をYouTubeにアップロードしておけば、次のような場面で活用できます。

場面使い方の例
自社サイト施工事例やお客様の声のページに埋め込む
商談会社紹介資料に動画のリンクを載せておく
見積もり・提案後のフォロー「ご検討の参考になれば」と一言添えてリンクを送る
展示会への出展ブースのモニターで流し、営業トークより先に第三者の声を届ける
採用ページ求職者の安心材料として掲載する

いずれも、相手が「この会社に頼んで大丈夫か」と迷っている場面です。
問い合わせや発注の一歩手前で、第三者の言葉が最後の決め手になります。
まずは、届けたい相手が最初に目にする自社サイトの事例ページから始めましょう。

お客様の声動画に関するよくある質問

Q

社員インタビュー動画とは何が違いますか?

A

声の向きが違います。社員インタビューは社内からの声、お客様の声は社外からの声です。両面から作ることで、信頼がより積み上がりやすくなります。社内から信頼を積み上げるインタビュー動画の作り方は、こちらの記事で解説しています。

社員インタビュー動画の制作方法|採用で効果を出す構成テンプレートを解説

Q

費用はどのくらいかかりますか?

A

企画・撮影・編集まで制作会社に依頼する場合、インタビュー動画の制作費用は25万円から35万円が目安です。費用の内訳や見積もりの見方は、こちらの記事で解説しています。

動画制作の見積もり項目と費用を抑える方法を徹底解説

Q

動画の長さはどのくらいが適切ですか?

A

用途によって変わりますが、3〜5分程度が目安です。長くなりそうな場合は、伝えたい話を1つに絞ると短くまとまります。

Q

お客様に謝礼は必要ですか?

A

取引関係のあるお客様への依頼では、金銭の謝礼なしでお願いする例が多く見られます。動画内で先方の社名や事業を紹介し、お礼に代える方法が一般的です。訪問時に手土産を持参するなど、感謝の伝え方はケースバイケースで判断しましょう。

Q

出演をお願いして断られたら、関係が悪くなりませんか?

A

「できればで大丈夫です」という温度感でお願いすれば、関係が悪くなることは少ないはずです。断られた場合は無理にお願いせず、潔く引き下がることも大切です。

まとめ|お客様の声動画は「第三者の言葉」で信頼をつくる

この記事では次のことを紹介しました。

  • お客様の声動画の強みは、第三者の言葉への信頼
  • 依頼は納品直後に、断れる選択肢とともに
  • 質問は依頼前から依頼後までの変化を聞く
  • 完成した動画は自社サイトから採用まで幅広く使える

お客様の声動画は、価格と条件の比較に頼らず、信頼で選ばれるための土台になります。

とはいえ、お客様への切り出し方や「宣伝」に見えない仕上げ方を自社だけで判断するのは簡単ではありません。
撮影機材を持たない会社にとっては、撮影そのものも高いハードルになります。

MOGROWは、中小企業の経営課題を映像で解決する会社です。
お客様の声動画では、依頼の切り出し方のご相談から、質問設計・撮影・編集・先方への確認まで一括でお手伝いします。

本記事で紹介した2本の事例のように、体験者の声を軸にした映像の制作実績があります。
しつこい営業活動は一切行っていません。

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